河辺 恵 氏

河辺 恵(かわべ めぐみ) 氏

IESを生き抜いた「戦友」たちとの出会い

 外大時代はIESの勉強に力を入れていました。在籍していたIES Bクラスでは、高校時代に留学していたり、海外で暮らしたことがあったりと英語力が高い子たちが数多くいたので、ずっと日本で暮らしてきた自分は、とにかく気後れしないよう課題に一生懸命取り組みました。IESでは英語圏のネイティブが必修授業を全て英語で行うので、インプットもアウトプットも英語で行い、日本にいながら英語漬けの日々を送れました。結構大変でしたが、とても充実していて楽しかったです。

 IESの友人たちとは、朝から晩までCIEのラウンジで他愛もない話をしたり、課題を一緒にしたり、たくさんの時間を共に過ごしました。 各々地方出身で1人暮らしをしていたり、同じように交換留学を目指していたりしたこともあり、自然と集まって、たくさん笑っていました。留学先はヨーロッパ、アジア、北米と散らばりましたが、留学中もメールやチャットで互いを励まし合っていました。辛い時には随分と助けられたものです。

 IESで出会った友人たちとはIESを生き抜いた「戦友」みたいな感じで、今でも頻繁に連絡をとって会っています。卒業から14年経ちますが、会えばいつでも楽しい時間を過ごせるので、私にとっては今でも大切な心強い存在です。

趣味に勉強に充実した留学経験

 2004年夏から、米国オレゴン州ポートランドにある、ルイス&クラーク大学に留学しました。大学では、スピーチや組織コミュニケーション等、コミュニケーション学のクラスを主に受講しました。クラスについていくため、授業が終わる度に教授のオフィスを訪ね、理解できなかった点を教えていただきました。思い返すと、教授は毎回嫌な顔一つせず、よくじっくりと付き合ってくれたな・・・と思います。とにかくがむしゃらに、図書館に籠って復習や予習を行っていました。

 もちろん勉強だけでなく、音楽やアートが盛んなポートランドライフも存分に楽しみました。世界的に人気のバンドのライブもたくさん行くことができて、趣味に勉強に非常に充実した日々でした。

 大学生活を通して学んだことは、「自分から動かなければ、何も得られない」ということです。
 少しでも動き続ければ結果に繋がると思うので、なかなか動けない状況でも、自分のペースで続けることが必要と思います。

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日本企業の海外進出をお手伝いしたい

 外大卒業後は、留学先で学んだ「異文化コミュニケーション」について深く研究したいと思い、静岡県立大学大学院国際関係学研究科へ進みました(修士論文では、さまざまな国出身の人々が働く国際的な職場でのコミュニケーションの問題についてまとめました)。大学院の修士課程を修了後は、海外向けの工事を多く扱う日本企業に就職し、海外調達や人事などの職務を担当しました。中国の上海で3ヶ月海外実習を行ったり、海外出張したりと、有意義な毎日でしたが、もっと英語そのものを使いたいと思い退職。その後、通訳や海外人事などを経て、2017年1月から今の仕事をしています。

 きっかけは、メディアや広報に興味があり、プレスリリース配信の観点から、日本企業の海外進出をお手伝いしたいという気持ちがあったからです。海外で日本企業の活動や存在を現地に知ってもらうためには、「自社でこのようなサービス始めました」とか、「新商品を発売しました」等を現地の人々に情報を広める必要があると思います。プレスリリース配信に携わることで、日本企業のさまざまなサービスや商品を広めていきたいと思っています。

「やった!」という小さな嬉しさや感動が、日々の仕事のやる気に繋がっています。

 プレスリリース原稿を細かくチェックする等の個人作業と、配信に向けて周囲と調整を行う作業が半々くらいあり、眼精疲労と集中力との戦いですが、毎日結構楽しんで仕事をしています。

 特に、自分が携わったプレスリリースに反響があると嬉しいです。新聞やニュースなどで取り上げられているのを見ると、おお、と感慨深くなります。後は、周りから業務に関して質問や相談をされて少しでも役に立つことができた時、次も頑張ろう!と思います。これら二つの「やった!」というような小さな嬉しさや感動が、日々の仕事のやる気に繋がっています。

 今後は、今よりも多くのプレスリリース配信に携わって行きたいです。そして、顧客のプレスリリースが、多くのメディアの関心を引けるように導いていけたらと思います。今は熟練デスクに英文法のチェックをしてもらっていますが、自分もその方に追いつけるように、知見を深めていきたいです。

世界で何が起きているのか、常に関心を持つこと

 アンテナを張って、世の中で何が起きているのかを常に頭に入れておくと良いかと思います。例えば、新聞とかスマホのニュースアプリとか、手段はなんでもいいと思います。日々の生活に追われていると、視点が狭くなりがちですが、できれば世界で何が起きているか、常に関心があると良いかと思います。また、日本のメディアだけでなく、海外のメディアにも目を通すことを癖にすると、一つのニュースを多角的に捉えることができるかと思います。

 英語が好きならば、常に楽しみながら英語を勉強し続けてください。何かしら道は開けるはずです。頑張ってください。

掲載:2020年9月

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