増田 直久 氏

増田 直久 氏

増田さんは現在、インドのカルナータカ州バンガロール市にあるインド日通で、輸出・輸入に関する物流コンサルタント及び営業に従事されています。
もともと外国へのあこがれが強くかったという増田さんは、関西外大への入学を機に、ますます海外への思いが強くなったといいます。今回の海外赴任が3度目という増田さんに、学生時代のご経験や初めて海外で勤務された当時の様子についてお聞かせいただきました。

学生時代のさまざまな出会いが今も鮮明に思い出されます

学生時代はテニス部に所属していたんですが、入部直後にアメリカ人の友人ができました。外国人に対しての抵抗が少なかったこともあって、すぐに仲良くなれましたね。彼との出会いが私の英語力を高めた要因のひとつであることは間違いありません。彼は今は日本語がとても上手いのですが、当時の会話は英語と日本語が半々ぐらいだったと思いますから、やっぱりコミュニケーションをとるために英語は必要でした。余談ですが、卒業後その友人と今人気のFMラジオのDJ、若宮テイ子さんと結婚したと聞いた時は本当にびっくりしましたね。海外からのゲストが来るときなんかは、彼が通訳をしていたんですよ。

学生生活ではクラブ活動に明け暮れ、実は私は英語があまり得意ではなかったんです。でも、ある特別授業がとても印象的だったので、毎回とても楽しみにしていたのを覚えています。その授業はすごく変わっていて、授業が終わった後、先生が自宅に受講生を呼んで、毎回決まったテーマに基づいて英語で討論をさせるんです。たとえば無人島で一人になったらどうする、という感じで。授業もすごくアットホームで、教師と生徒という距離感をあまり感じないで受けることができたことがすごく良かったですね。そのおかげで少し英語に強くなったと思います。
もうひとつ、学生時代で印象に残っているのが、ハワイ短期留学の時に行った比較文化研究ですね。ハワイのフラダンスと沖縄の琉球舞踊を比較しました。どちらも人へのもてなし、という部分では共通しているんですね。いろいろな人に突撃取材して、実体験して、結局このパフォーマンスが論文の内容よりも評価されたことが思い出に残っています。

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学生時代の様子

海外に出てはじめて自分の語学力がまだまだだということを知りました

海外赴任は、今回のインドを含めて3回目になります。シンガポール、マレーシアのクアラルンプール、そして今回のインドです。インドへの赴任が決まった時、正直なところ、少し抵抗がありました。実は、以前にデリーを旅行したことがあって、その時のイメージがすごく鮮烈でしたので、実際やっていけるのかと不安になったんです。でも、バンガロールに来てみると、経済も発展しているし、活気のある良いところだと感じました。

とはいえ、はじめて海外に出て働き始めたときは本当に不安でいっぱいだったのを覚えています。大学を卒業するころには、英語が少しはできるようになっていましたが、それでも得意ではなかったし、赴任当初は相手の言葉がまったく理解できなかったんです。ゆっくり話をしてもらったり、何度も聞きなおしたりしながら毎日努力しましたが、一向に理解できるようにならない。すごく焦りましたね。

でも、焦っていたある時、普段何気なく聞いているラジオの朝の番組で挨拶の言葉が聞き取れたんです。聞き取れて初めて「なんだ、簡単な挨拶だったんだ」って。あきらめずに頑張ってきて良かったと思った瞬間でした。理解してみればなんてことないんですが、そこまでは非常に時間がかかりましたね。でも、そこからはどんどん理解できるようになりました。

今は海外生活にも本当に慣れて、毎日楽しく頑張っています。
私のベースはこれからも海外だと思っていますし、将来的には、一国を任されるような立場に立って活躍したいと思っています。

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ガンジス河から見た火葬場

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バンガロールの市場の様子

外大卒だからこそ胸を張れる語学力を

よく、「外大卒だからって英語が話せる訳ではない」という人がいます。でも、それは違うんじゃないかな、と私は思います。せっかく外大に入学したのだから、「関西外大にいる以上は英語を話せるようになりたい」と思って「読む」「書く」「話す」程度の語学力は身につけてほしいですね。私のシンガポールでの経験からも分かるように、すぐに結果がでる訳ではないのが語学学習です。でも、あきらめずに頑張れば、そこに結果は必ずついてきます。

「継続は力なり」

みなさん、粘り強く頑張ってください。
海外でご活躍される日が来ることを楽しみにしています。

掲載:平成22年7月

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ヒンドゥー教の結婚式に参列

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