2015.12.04(金)

母校の繁栄祈るサプライズも 第5回関東地区同窓会開く

 「創立70周年おめでとうございます。80、90、100周年と母校がこれからも続きますように」。こんな願いを込めた手作りのリースを同窓会関東支部から受け取った谷本榮子理事長は、にっこりとほほえみました。

 第3回関東地区総会および第5回関東地区同窓会が11月29日、シェラトン都ホテル東京(港区)で開かれ約100人が交流を深めました。

 はじめに、同窓会名誉会長の谷本理事長が「“キャンパスはちきゅう”のスローガンどおり、17万人の卒業生が地球上のあらゆるところで根を張り活躍されています。心強い限りです」とあいさつ。今年のトピックとして、▼御殿山キャンパス・グローバルタウン(仮称)の建設▼海外留学生グローバルインターンシップの実施▼英語キャリア学部1期生の就職希望者全員が就職▼就職力ランキングで対人力が全国1位▼全日本大学女子駅伝で女子駅伝部が13位-の5項目を紹介しました。

 廣本和司・同窓会会長(本学短期大学部教授)のあいさつに続き、井端義人・関東支部長が事業報告を行いました。「門戸を広げ、敷居を低くすることで、数多くの卒業生が気軽に集える憩いの場、心の拠り所を提供し、また、在学生と卒業生の橋渡しをする」という方針のもと、同窓会を軸に、関東Welcome Partyなど、交流の輪を広げようと実施してきたイベントを紹介。「今後もFacebookやWebサイトでタイムリーに発信していくので、ぜひ参加を」と呼びかけました。
母校の繁栄を願ったリースとコサージュを手に笑顔で応える谷本理事長
▲母校の繁栄を願ったリースとコサージュを手に笑顔で応える谷本理事長
同窓会開催に尽力した関東支部役員とワーキングスタッフのみなさん
▲同窓会開催に尽力した関東支部役員とワーキングスタッフのみなさん
 続く懇親会は、徳永誠・関東支部副支部長の乾杯でスタート。カジュアルなビュッフェスタイルで、初対面の卒業生らも話がはずみました。少林寺拳法部OBの和泉廣康智さん(1994年卒)と妹尾眞治さん(1997年卒)が司会した全員参加のゲームイベントで、卒業生らは10グループに分かれて盛り上がりました。続いて1970年代や1980年代など、10年ごとに分かれ、同年代同士が集まり話の輪が広がりました。
司会の和泉廣さん(右)と妹尾さん(左)。難問を次々と出題。
▲司会の和泉廣さん(右)と妹尾さん(左)。難問を次々と出題。
「分かった!」「はーい!」 司会者にあててもらおうと、大きく手を振ってアピール。
▲「分かった!」「はーい!」 司会者にあててもらおうと、大きく手を振ってアピール。
「正解!」喜ぶHグループのメンバー。
▲「正解!」喜ぶHグループのメンバー。
10年ごとの同世代で交流を広げる。2010年以降卒業の若い同窓生たち。
▲10年ごとの同世代で交流を広げる。2010年以降卒業の若い同窓生たち。
 会の締めくくりは、式次第に載っていないサプライズイベント。同窓会関東支部は、70周年のお祝いに手作りのリースとコサージュをプレゼント。松岡麻依子・関東支部幹事(2009年卒)が谷本理事長に手渡しました。作ったのは卒業生で草月流師範の濱田成光さん(本名・成美さん、1985年卒)。リースには、スクールカラーの紺とお祝いを表した紅白のバラそれぞれ7輪と、まつぼっくりなど木の実をあしらっており、濱田さんは「7輪のバラで70周年を、木の実でこれまでの努力が結実したことを表しました。リースは永遠を意味します。母校がこれからも末永く続きますよう願いを込めました」と語り、会場は温かな拍手に包まれました。谷本理事長は「これからも本学の学生を手塩にかけて教育し、皆さんと共に活躍できる人材に育ててまいります」と答えました。

 ゲームで同じグループになった田尻あかねさん(1986年卒)と石黒裕子さん(2007年卒)は、「見知らぬ卒業生同志が知り合うきっかけになりました。同窓会を開いていただいてありがたいです。次回も参加したい」と喜んでいました。
濱田さんが語るリースに託した想いを、熱心に聞く谷本理事長
▲濱田さんが語るリースに託した想いを、熱心に聞く谷本理事長
創立70周年のロゴを背景に記念撮影。次のイベントでまた会いましょう。
▲創立70周年のロゴを背景に記念撮影。次のイベントでまた会いましょう。