2021.01.15(金)
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関西選手権で見事な優勝を飾りました/チアリーダー部「パイレーツ」が皆さんに エールを送ります

 新型コロナウイルスの感染拡大で、今年度のクラブ・サークル活動は大きな影響を受けました。特に4年生にとっては不完全燃焼の大学最後の年になってしまったかもしれません。チアリーダー部「パイレーツ」にとっても試練の1年になりましたが、2020年11月の関西チアリーディング選手権では、division1で優勝、division2で準優勝を飾り、久しぶりに圧倒的な勝利を収めました。関西3府県では1月14日から緊急事態宣言が出されましたが、「パイレーツ」の秋の力強い活躍を紹介して、皆さんに熱いエールを送ります。

 チアリーダー部「パイレーツ」は11月8日、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市港区)で開かれた第29回関西チアリーディング選手権大会で、division1に出場したAチームが優勝、division2に出場したBチームが準優勝しました。division1は関西の強豪・梅花女子大を圧倒しての優勝でした。
division1で優勝、division2で準優勝を決め笑顔があふれる「パイレーツ」の皆さん 
▲division1で優勝、division2で準優勝を決め笑顔があふれる「パイレーツ」の皆さん 
 例年は、6月に関西選手権、夏にジャパンカップ、12月に全日本選手権があるのですが、今年度は、延期されていた関西選手権がようやく11月に開催されました。また感染防止のために、メインの演技であるスタンツ(人を持ち上げてフロアより高い位置で支える技)ができないなど、従来の演技構成から大きく変更せざるをえなかったうえ、演技時間も2分半から1分半に短縮されました。
感染予防のために大幅な制限を受けましたが、精一杯の演技を見せました
▲感染予防のために大幅な制限を受けましたが、精一杯の演技を見せました
 副主将として出場した神谷奈杏さん(外国語学部4年)は「スタンツができないので、ダンスやタンブリング、ジャンプなどでプログラムをつくりました。高度な技を繰り出すのではなく、美しい演技をしようと心掛けたのが優勝に結びつきました」と話します。「声を出してはダメなので、無言で演技しました。チアは声を出して演技を合わせていくんですが、どうやって合わせていいのか悩みました」と戸惑いもありましたが「みんなで演技できるのが本当にうれしかったです」と言います。
みんなで一つの目標に向かって頑張り、悔いなくやり切りました
▲みんなで一つの目標に向かって頑張り、悔いなくやり切りました
 「パイレーツ」の4年生6人は、12月末の公演会で最後の演技を行って引退になりました。神谷さんは「コロナ禍で悔しい1年になると思っていましたが、思っていたよりも悔いは残りませんでした。みんなで一つの目標に向かって頑張るのは、やっぱり楽しかったし良かったです」と笑顔で話します。

 そして後輩たちには「パイレーツにはコーチがいないのでOGの方が指導してくださいます。このように支えてくださる方、そして応援してくださる皆さんを大切にして、チア生活を思いっきり楽しんでください」と言葉を送りました。