2022.03.14(月)
  • 大学ニュース

2021年度の学位記授与式が挙行され、大学院、大学、短期大学部の計3350人が学窓を巣立ちました

 2021年度の学位記授与式が3月12日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で挙行されました。大学院、大学、短期大学部の計3350人が学窓を巣立ちました。
厚生北館の円形ステージには卒業記念の特設パネルが設けられました。大勢の卒業生が記念写真を撮影していました
▲厚生北館の円形ステージには卒業記念の特設パネルが設けられました。大勢の卒業生が記念写真を撮影していました
 今年度の学位記授与式は、新型コロナウイルスの感染予防のため、3回に分けて行われ、式典会場への入場は卒業生に限られました。式典はインターネット動画でライブ配信されました。

 大庭幸男学長は最初に、大学院の課程を修了した学生に対して、2人に博士学位記を、5人に修士学位記を授与しました。

 そして、英語キャリア学部122人、外国語学部英米語学科1432人、外国語学部スペイン語学科235人、英語国際学部762人のそれぞれの学部・学科総代に学位記を手渡しました。
大庭幸男学長から博士号(写真左)と修士号(同右)が授与されました
▲大庭幸男学長から博士号(写真左)と修士号(同右)が授与されました
大庭学長から外国語学部英米語学科(写真左)、同スペイン語学科(同右)の総代に学位記が授与されました
▲大庭学長から外国語学部英米語学科(写真左)、同スペイン語学科(同右)の総代に学位記が授与されました
大庭学長から英語キャリア学部(写真左)と英語国際学部(同右)の総代に学位記が授与されました
▲大庭学長から英語キャリア学部(写真左)と英語国際学部(同右)の総代に学位記が授与されました
 続いて、大庭学長が式辞を述べました。コロナとの闘いに費やされた多くの時間について触れ「この間に味わった苦労は必ずや、今後の成長の糧なるに違いありません」と話しました。そして関西外大の歩みと激動する世界について語り「外大で学んだことに誇りをもち、自信をもって社会への第一歩を踏み出してほしい」と励ましました。また、全盲の筝曲家である宮城道雄の言葉を引用して「苦しいことがあっても、必ずや良いことがめぐってくる。絶望の先には希望がある」と卒業生にエールを贈りました。

 短期大学部は792人が学位記を手にしました。
式辞を述べる大庭幸男学長
▲式辞を述べる大庭幸男学長
谷本和子短期大学部学長から学位記が授与されました
▲谷本和子短期大学部学長から学位記が授与されました
 総代に学位記を授与した谷本和子短期大学部学長は式辞を述べ、2年間を振り返りながら「コロナ禍のもどかしさがあったでしょうが、逆風の中で果敢に挑戦して築いたものは、かけがえのない宝物となるに違いありません」と話しました。そして、明治から昭和初めにかけて活躍した新渡戸稲造を紹介、数え年21歳で〝願わくは、われ、太平洋の橋とならん〟と語った新渡戸の生きざまをとらえて「たとえ困難な状況でも信念を貫き、なすべきことをなし、話すべきことを話すのが真の国際人です」と語りました。

 式典では続いて、成績優秀な卒業生が表彰を受けました。英語キャリア学部4人、外国語学部英米語学科15人、外国語学部スペイン語学科4人、英語国際学部8人、短期大学部11人に、それぞれ成績優秀賞が授与されました。

 このほか、学友会から谷本榮子理事長に記念品の目録が手渡されました。谷本理事長は謝意と共に「卒業後もぜひ母校に足を運んでください」と話しました。
式辞を述べる谷本和子短期大学部学長
▲式辞を述べる谷本和子短期大学部学長
谷記念品を贈呈する学友会代表
▲記念品を贈呈する学友会代表
 式典の後、卒業生はそれぞれのクラスに分かれて学位記や記念品を受け取りました。「対面とオンラインのハイブリッド授業が2年続いて、お互いに親交を深める時間がなかった」と言いながらも、さまざまな思い出がめぐる4年間を振り返っていました。
それぞれのクラスに分かれて学位記を受け取りました(画像は短期大学部)
▲それぞれのクラスに分かれて学位記を受け取りました(画像は短期大学部)