6月23日（金）にイベロアメリカ研究センターの公開講座を開催します

テーマ：「バスク・ディアスポラ、ヨーロッパから世界へ—激しい民族運動から美食の国に—」
講師: 梶田 純子 氏 （関西外国語大学教授）
（本学外国語学部スペイン語学科卒業）

日時：2023年6月23日（金）17:00 〜 18:30 (16:30開場)
会場：マルチメディアホール(本学中宮キャンパス)[中継] & オンライン

【講演要旨】：
「バスク」は、現在スペインとフランスに跨る地域だが、有史以来、１つの国として成り立ったことはない。スペインにおいては、19世紀後半から、非バスク人の流入などから、民族主義者が現れ、1960年頃の独裁政権下では、迫害の中、スペインからの独立を掲げたグループが誕生した。また、大航海時代から、様々な理由で、南北アメリカに渡ったバスク人も数多い。その人々の子孫は、どうしているのか。スペインのバスクは、風光明媚な自然環境、何より美食の国であることを知った人々が、世界中から観光にやってきた。さらに、独自のスポーツや祭りや音楽、舞踊も人々を魅了している。本講演では、バスクの基礎知識とバスク社会の変遷を解説する。

【参加申込方法】
聴講希望の方は、申し込みフォームからご予約下さい。オンラインを希望される方には、視聴のための情報を開催日前日までにメールでお知らせいたします。
申込期間： 6月21日（水）まで
オンライン参加：開催日当日まで

お問い合わせ：E-mail: ibero-2023@kansaigaidai.ac.jp
ご来場は公共交通機関をご利用ください。お車でのご来場は、ご遠慮願います。